Run, Run, Run and Run

舞台俳優ファンの観劇記録

『最遊記歌劇伝 −外伝−』初日感想と品川ステラボールのこと

すっかり秋めいて涼しい日が続いていますがいかがお過ごしですか。

私は9月に『マーク・トウェイン不思議な少年』、『最遊記歌劇伝 -外伝-』と劇場へ行っていました。

初めての『最遊記歌劇伝』、イベントを除けばSPY×FAMILYぶりの鈴木さんです。劇場への思いを入れたら5,000近くになっていました。本編は2,800字くらいです。

美しい
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル ― はじめてのインディ・ジョーンズ

以前のエントリーで「映画を観たい」と言っておきながら早9ヶ月。

びっくりするほど映画を観ていませんでしたが、ひょんなことから最新作を観ることになり過去作も視聴しました。ばんざいディズニープラス。

マッツ・ミケルセン氏が存分に魅力を発揮されていたのでそこ中心の覚書です。

※ネタバレしかありません

※3作目はまだ観ていない人間の感想なことをご了承ください

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新人男性アイドルグループ”六輪者”デビューライブに行ってきました🚲🚲🚲

お久しぶりですRedBeardです。毎回お久しぶりですって言ってる気がします。

 

新人男性アイドルグループ”六輪者”のデビューライブに行ってきました!!!!!!

 

平均年齢33.3歳、準備期間約3か月という異例のグループではありますが、観なければと心に電撃のような直感がありライブに駆けつけてしまいました。

絶対的に売れるからどんどん公演というかイベントしてほしい。デジタルシングルでもいいから早く音源聴きたい。

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突然の映画宣言

ご無沙汰しています。RedBeardです。

 

突然ですが、ふとそういえば最近英語を聞いていないなと思い立ち。

ベネディクト・カンバーバッチさんのシャーロックがまるで聞き取れなくて泣きそうになったなと思い出し。

インタビューをYouTubeで見ていたら連鎖的にトム・ヒドルストンさんまで舞い戻りました。

 

実はアベンジャーズのロキから氏に落ちた経緯があり、一時期は彼の出演作品を漁って見ていました(大学のレポート課題に選んだのは良い思い出)。

最近も変わらず劇場には行けていませんし、代わりと言ってはなんですが映画やドラマを見るのも悪くないかなと思っています。

ついでにリハビリを兼ねて考えたことを残すなどすれば更に自分が楽しいかと。

 

というわけで、これから長い目でやりたいなと思うことです。

 

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「劇場に行けない」気持ちのブレーキが悔しかった話

こんばんは、RedBeardです。

すっかりご無沙汰してしまいましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

私はといえば、コロナ禍の東京で職場と家との往復の日々を送り

なんと今年は一度も劇場で舞台を観ていないという事態になっています。

 

というのも私の心の中で、「人の集まるところに行くのが怖い」心理的なブレーキがかなり強く作用しているのです。

観劇や上演は決して悪ではないと思います。

ですが、私自身に関していえば、前後左右が空いていない空間で普段接触しない人たちと同じ場所を共有するのが非常に怖くなってしまいました。

リモートワークのできない職種で毎日のように出社し、会社近くの繁華街で夜遅くまでお酒を飲んでいる人やマスクをせずに会話しながら歩く人も信じられない程たくさん見かけます。

劇場はみんな検温してマスクをして、会話もしないで座るだけと分かっていても、

すぐ隣に”誰か”がいることが言いようもなく恐ろしいのです。

 

新しい作品が発表されるたびに喜んで、日程を見て諦めて、でもこれは自分の問題だからしょうがないと受け入れているつもりでした。

でも先日、ずっとずっと心待ちにしていた「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」9月公演のリセール情報が届いて、昔だったらすぐに飛びついたような最高の席番号で、
正直心が動いたけれど「9月の頭はやっぱり無理だろう」と最後の購入ボタンを押せませんでした。

 

「観に行けないのが悔しい」

 

初めて、そう思いました。

 

鈴木さんが「歌が楽しい」と言った作品で、再演の見込みも立っていなかったのが一転発表されて、次こそは観に行くんだと楽しみにしていて。

8月なら大丈夫だろう、9月なら大丈夫だろうと思っても状況は悪くなるばかりで。

最近は家でハマれる趣味に没頭して演劇自体からも離れていましたが、先日ひょんなことから目にした某公演の映像がどうしようもなく魅力的で。自分はやっぱり演劇が好きなんだと思わされた矢先のことでした。

こんなことを考えて観劇を諦めなければならないことが、どうしてこんな風に思わなきゃいけないんだろうと初めて悔しく感じて気づけば目頭が熱くなっていました。

気にしなければいい、と言うのは簡単です。でも、どうしてもその先を考えてしまいます。

誰が悪いわけでもなく、誰かを責めたいわけでもありません。ただこの状況が1日も早く元に戻る(あるいは、元の状態に近付く)ことを祈って、今は私は私にできることをするだけです。

 

医療従事者の方々、拡大を抑えるために働くあらゆる業種の方々が1日も早く心を穏やかにできる日が迎えられるためにできること。

そして私たち一人ひとりが安心して過ごせる日を迎えるためにできること。

小さなことでも確実に、気を緩めずに過ごしていきたいと思います。

 

いつかまた、舞台で輝く推しの姿に感動する日が来ますように。

 

2021年8月18日

RedBeard

 

2020年の振り返り・2021年の目標〈観劇記録〉

 

明けましておめでとうございます。RedBeardです。

 

昨年は私にとって、年明けに聞こえていた嬉しい話題も次々に消え
果たして舞台が再開する日は来るのだろうか…とすら思える日々の中から、
少しずつ少しずつ光が射してくるほうへゆっくりと泳いでいくような年でした。

 

公演中止となったリトル・ショップ・オブ・ホラーズ。アルキメデスの大戦。

改竄・熱海殺人事件はコロナによる仕事の急変で向かえず、続く-4D-imetorは公演中止。

楽しみにしていたスサノオと美琴の再演も中止、廣瀬さんと玉城さんの共演に喜んでいたFAKE MOTIONは延期になり、私が劇場の客席に戻れたのは8月の「モンテ・クリスト伯」になってからでした。

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今年観たもの・行ったもの未掲載まとめ

 毎度お久しぶりです。RedBeardです。

 エントリーを見返していたら、例のごとく何も書いていない舞台やイベントがあったのでとりあえず自分用も兼ねて羅列しておきます。

 そのうちどれも詳しく触れられたらなとは思っていますが、いつになるかはわかりません。

 

舞台

PSYCHO-PASS Virtue and Virtue

・錆色のアーマ -繋ぐ-

・玉響ノイズ〜空蝉に、風光る

・大悲 storyA 31mm

・HERO 〜2019夏〜

・お気に召すまま

幽☆遊☆白書

イベント

・映画「トリノコシティ」DVD発売記念イベント

・虫籠の錠前 DVD発売記念イベント

・映画「探偵は、今夜も憂鬱な夢を見る。2」完成披露イベント

 

 そしてこれを書くためにツイッターを覗いたら見逃していた出演情報を発見しました笑 (笑いごとではない) ギリギリ先行が間に合ってよかったです本当に。とりあえず行く権利は確保しました…!

 

 9月はとりあえずサクセス荘は行けるか行けないか調整中です。できれば行きたい。

 10月のいんぷろ・CDお渡し会は同じく調整中です…行きたいな…

 そしてテニミュの大運動会もガンガン有給使って行く予定です!!!初!!!!

 髑髏城下弦のゲキシネも東京で始まるのが待ち遠しいです…💀予告で存分に死に、ブルーレイも予約しました。薄給の財布が死んだ。うた髑髏も楽しみですね!!

 

 全然関係ないですが最近宝塚と歌舞伎への観劇欲がちらちら高まっているのでぜひ時間をとって行ってみたいところです。特に宝塚は未経験なので、だいぶ行きたさが強いですね!!!あわせて日比谷まわりでいろいろと楽しみたい。

 玉城さんの刀ステ再登場に震え上がっている今日この頃ですが、なんとかして一度は拝みに行きたいものですね…。円盤先行逃したのでだいぶ厳しいかと覚悟はしておりますが。頑張ってチケット取りたいと思います。頑張ります。 

 

推しと1年ぶりに会話してきたらやっぱり好きだった話(5/27追記)

 

 お久しぶりですRedBeardです。

 

 今日あった廣瀬さんのイベントに行ってきましたー*\(^^)/*
 人はけっこう多くて、ひとり一人にかける時間も当初の予定より長かったのか3部の集合はわりかし押してました笑

 それだけしっかり話ができたのでよかったのかな…とは思いますが廣瀬さんが休憩挟めなかったんじゃないかとそこが心配です。長時間お疲れ様でした。

 

 以下ふわふわな感想。 本当の意味でゆる〜く推しているので内容を不快に思われる方がいたらごめんなさい。歴が浅いくせにというのはその通りです。

 

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SSS第34弾『ヘンリー五世』:全体

 念願叶って彩の国シェイクスピア・シリーズ第34弾『ヘンリー五世』を観劇してきました!!!

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 ずっと憧れていたシリーズをようやく観ることができて、なんだか本当に「ようやく」という感激で会場に入るだけでも胸がいっぱいになってしまいました。もしもっと早くシェイクスピアを好きになっていれば、観劇を好きになっていれば蜷川さんの演出を生で観ることができたかもしれないと若干の悔しさはありつつも、吉田鋼太郎演出のヘンリー五世を堪能して帰ってきました。

 

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ヘンリー五世

脚本:W.シェイクスピア

翻訳:松岡和子

演出:吉田鋼太郎

 劇場:彩の国さいたま芸術劇場

   大ホール 

日時:2019年2月24日(日) 13:30開演


音楽:まさか生演奏があるとは思わず驚きました。一発目のファンファーレで感極まって涙が出たので本当に最初の最初から引き込んでもらえたと思います。音楽というより音響として全体的に圧がすごすぎたので若干マイナスにしましたが、当時に近い環境で観劇している気持ちになれてとてもよかったです…!曲も素敵でした。ギター曲の雰囲気好きです(語彙力)


演出:事前に読んだ某紙の劇評では多少手厳しいことも書かれていたんですが、私は好き!です!!以前観た作品よりも明るく軽やかに楽しめる構成でしたし、通路前の当日席だったこともあって臨場感と迫力もより一層感じられました。唯一ハラハラしたのが捕虜が階段を転げ落ちるシーンで、そこと冒頭の映像あんなに要るかな?という理由で-2しています。


舞台装置:7の理由は上で挙げた階段の怖さです。安全にできるよう配慮されているのでしょうし、その他のシーンでは全く気にならなかったんですがどうしても…。小道具では剣が印象的で、取り落す場面で重そうな音がしていたのが好きです。あと弓の仕掛けがすごかった!!時間差といい落ち方といい興奮しました。貴族が皇太子を盾で庇ってたのも好き。


殺陣魔界転生を頭に置いて行ったのでちょっと基準がおかしくなっている感は否めませんが、乱戦の最中ヘンリーだけが若干手を順番にこなしているように思えて残念だったかなと。ヘンリーの他の場面は堂々としてかっこよかっただけに余計に気になったのかもしれません。敵味方入り乱れての戦闘は迫力あってかっこよかったです!客席を駆け抜けてはけたと思ったらすぐ舞台上に登場してスピード感にびっくりしました。


キャスト中河内さんのピストルがとてもよかった!!!!めちゃくちゃかっこよくて、これはずるいと思ってしまいました。河内さんは出てきたと思ったら相変わらずのインパクトだし、鈴木さんは可愛らしい弟だし。ヘンリーもとても良い人そうで、観ていて気持ちの良いキャラ付けでした。あと、キャサリンが嫁入りを嫌がってなさそうだったのが一番救われた。純真で可愛らしい素敵な姫でした。


衣装:とにかく豪華!!布がふんだんに使われているからマントの翻りが美しいし、光の反射がつややかで高級感がありました。ヘンリーの戦装束はやや兵士に沈む気もしますが、黒マントに憂鬱さと色気があって素敵でした。皇太子の普段着は明るめな水色がちょっと幼く子供っぽくて、キャラにぴったりだったと思います。衣装にお金かかってる舞台、いいなあ…


 

 贔屓目もあるかもしれませんが、個人的にはすごく楽しめた作品でした!前回観た新国立劇場のヘンリー五世は重々しく暗めな雰囲気だった一方、今回は良い意味の軽さがあってエンタメ的に観られたのもよかったです。

 次回は阿部寛さんでヘンリー八世をやるということで、もう期待しかありません…観たい………

 今回は当日引換券の前日web販売を利用しましたが、繋がりにくくなることもなくスムーズに購入できました。席も1階最後列という通路前席で、出入りする方々の勢いを感じられる良い席だったのでまた利用したいと思います。パイプ椅子とはいえクッションも付いていて、約3時間の観劇でも体への負担は少なかったです。

 B席だとどの辺りになるのかわかりませんが、ちょうどいい広さの劇場なので角度がきつくなければ比較的どこからでも観やすいのでは?もっと広大な空間だと思っていたのでいい意味で予想外でした!全体的にA席・B席の価格もお手頃だし、U-25の2,000円は破格です。公の劇場っていいですね!

 

 ひとまず全体の感想はここまでとします。2日からの仙台・大阪公演も無事終わりますよう願っています!

映画刀剣乱舞:未見の審神者さんへ

 

🎊映画刀剣乱舞応援上映開催おめでとうございます!🎊

 

 今更すぎる気もしますがもしかしたら応援上映のニュースで興味を持たれた方もいるかもしれない!と滑り込み公開に至りました。ちょっと迷っている方も、是非お近くの映画館へ足を運んでいただければ幸いです。日によっては満席の回もあるようなので、お早めのご予約をお勧めします。

 

 さて、公開前から事前情報を何も入れるなとアナウンスされていた本作ですが、結論から言うと間違いなくネタバレを踏まずに行くのが最良でした。正直なところ、予告も見ずに劇場で観ていただきたいくらいです。

  このエントリは未見の方でも問題なく読めるよう書いたつもりです。が、それでも本当はこれも読まずに行ってほしいと思っているので実写に抵抗のない審神者と歴史もの好きはとりあえず観てください。推し刀剣男士・俳優・武将がいなくても後悔はしないと思います…!

 個人的に、長谷部は他のものと比べても一番原作のキャラクターに近かったような気がしました。長谷部沼の審神者の皆様、ぜひ、映画館へ。

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